ドイツ・サステナビリティ・アワードを受賞
ティッセンクルップ・ニューセラは、標準化された20MWのアルカリ水電解モジュール「scalum®」でドイツ・サステナビリティ・アワードを受賞いたしました。当社は、この度約60の候補者の中から「製品」部門の「気候」変動分野で選定されました。授賞式は、2024年11月29日にデュッセルドルフのMaritim Hotelで開催されるドイツ・サステナビリティ・デーにて行われます。
「グリーン水素は、気候に優しい産業への移行を促進し、世界の気候目標を実現するために重要です。大規模かつ安価なグリーン水素の普及には、当社のscalum®が鍵となります。
この度の受賞は、持続可能でエネルギー効率の高い未来を構築するために、革新的な技術ソリューションを提供する当社の挑戦と責任、そして持続可能性への真摯な取り組みが評価されたものです。」 thyssenkrupp nucera、CEO、Werner Ponikwar
ドイツ・サステナビリティ・アワード財団は、変革および持続可能な未来の実現に貢献するため先駆的な取り組みを示した企業、団体、個人を表彰する機関です。ドイツ政府の支援のもと2008年に創設された本賞は、ドイツの持続可能性戦略の一環であり、ヨーロッパ最大規模の環境および社会的責任を称える賞とされています。
様々な持続可能性分野の専門家5人で構成される「製品」部門の審査員は、当社を「持続可能性分野におけるリーディングカンパニー」として選定しました。これは、scalum®が、持続可能性分野で変革をもたらした製品として高く評価されたことを示しています。
「scalum®は、当社のアルカリ水電解技術の強みを結集した製品です。モジュール性と拡張性のある構造により、大規模な産業プラントの建設を可能にします。本受賞を励みに、当社は技術発展への取り組みを一層強化し、持続可能な社会への道を確固たる決意で邁進してまいります。」thyssenkrupp nucera、グリーン水素責任者、Christoph Noeres
昨年当社は、高効率な20MWのアルカリ水電解モジュールに「scalum®」という製品名をつけました。このモジュールは、複数のユニットを接続することで、数百MWからGW規模の大規模産業プラントを建設することができます。各scalum®ユニットには、約300枚の高効率な電解セルが搭載されています。標準的なサッカー場の面積に、約20台のscalum®モジュールを設置することができ、年間4万トン以上のグリーン水素製造が可能です。この20MWの電解モジュールは、スウェーデンのStegraの大規模プラント(700MW規模)においても、グリーンスチール製造用途で利用されます。
Dr. Marcel Kleifeld
Senior External Communications Manager
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E-Mail: marcel.kleifeld@thyssenkrupp-nucera.com
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